当院のご案内

平成26年1月、郡上市民病院はデジタル化しました。

   
 

新年あけましておめでとうございます。

 

郡上市民病院は、平成26年1月1日より外来・入院患者さんのカルテを電子カルテ化しました。

 電子カルテとは、従来は医師・看護師などが診療の経過を記入していた紙のカルテをコンピューターシステムに置き換え、電子情報として一括してカルテを編集・管理し、データベースに記録するシステムのことです。大学病院など大きな病院はすでに電子カルテとなっています。

 電子カルテになると、診療記録、検査や処置などのあらゆるオーダーがリアルタイムかつ正確に関係部署に伝達されると同時にカルテに記録されることにより、医師・看護師など病院全体で医療スタッフの間の情報共有がいつでもできるので、安心安全な質の高い医療が可能となります。また、患者さまにも見やすい画面になることから、わかりやすい説明が可能となり、将来的には大学病院や他の医療機関、開業医の先生との連携に電子カルテが使われるようになると、患者さんがどこにかかっても同じ認識のもと医療を受けられるようなります。

 また、無線を用いて、在宅診療でも使えるようになっており、院外でも電子カルテに接続できます。病院内外での業務効率を向上させ、医療現場の環境改善が成される事で、患者だけでなく、病院に働く職員の向上も期待出来るものと考えております。

 平成26年1月1日に導入しましたので導入当初は、システムに慣れないため、患者さまには少しの間、待ち時間が増えるなどのご迷惑をかけることがありますが、将来的には、より早く、より良い安心できる病院となるために、宜しくお願いしたいと思います。

 平成25年度は検査機器もMRI(大学病院と同じ機種)、デジタルマンモグラフィー、デジタルエコーなどを更新し、郡上市民病院は、ほぼデジタル化しました。デジタル化することで、県総合医療センターなど大病院との間で光回線を用いた遠隔画像システム、救急システムなどを使うことができ郡上でも都市部と同等の医療が可能となりました。

 医療機器は毎年進化しており、郡上市民病院も近隣地域と格差がない医療を目指していますが、やはり医療者と患者さん、地域住民の皆様とは、人と人との顔が見えることで信頼関係が作れるものと考えております。

 地域に信頼される病院になるように職員一同、image001.gif

患者さんのため、郡上でできる医療は郡上で

行えるように邁進しております。

 平成26年は午 (うま) 年で飛翔の年です。

ことしも皆様に安心を届けるように走り続けたい

と考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。