当院のご案内

定年後の田舎暮らし充実度 高齢化医療について

 

  平成26年は2年に1回の診療報酬の改定となります。診療報酬とは医療行為等の対価として計算される報酬を指し、全国共通で改定されます。4月から改定され、消費増税などあり市民のみなさんの負担が心配なところです。

 高齢者の人口がピークを迎える2025年にむけて、医療費高騰や病人の行くところがなくなるなど問題があり、これに向けて、中央社会保険医療協議会の答申により診療報酬が決まります。病気の人がまず病院で治療し、その後は自宅に戻れるように医療制度を整えていくため、地域包括ケア病棟などが考えられ、高齢化社会に対応する目的で改定されていくはずです

 しかし郡上市は高齢化比率では2025年問題の更にその10年先を進んでいる高齢者先進地区です。すなわち都市部の30年後の予想人口比率と同じ構成になっていますが、現在のところ医療崩壊は起きておらず、皆さん元気にしています。これは先達、先輩のみなさんが協力して、以前より少子高齢化に対し、少ない医療資源を地域連携で守ってきたからだと思います。

 そのためか日本住みたい田舎ランキング、『いなか暮らしの本』(宝島2014年2月号)で郡上市は、「定年後の田舎暮らし充実度、全国1位」になったとのことです。理由として、交通アクセスはよく、きれいな水、温泉や住民性に加え、医療が充実し、シニアに魅力の地域とのことでした。

 市民病院は地域に信頼される病院になるように職員一同、患者さんのため、郡上でできる医療は郡上で行えるように努力しておりますのでよろしくお願い申し上げます。 

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