診療科のご案内

心療内科・精神科

 

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心療内科・精神科

6階フロアに診察室とカウンセリングルームがあります。

患者さん自身の症状、体質、個性に合わせた治療を心がけています。

西洋薬、漢方薬による治療やカウンセリングを取り入れています。

 

初診・再診とも予約制となっております。

漢方外来は、月曜・水曜の午後3時より1階フロアでおこなっております。(完全予約制) 

 

特色

 
精神科治療でよく使われる、抗不安薬・抗うつ薬などの西洋薬による治療のほか、症状・体質に合わせて漢方治療も行っています。
 
【よくある疾患例と治療】
○うつ病
憂鬱な気分、意欲がわかない、何をするのもおっくう、イライラする、眠れない、食べられない、悲観的な考えに支配される、などの症状がみられます。典型的なうつ病では、抗うつ薬の内服と心身の休息が治療の二本柱となります。軽度のうつ状態で、体のだるさや、頭痛、めまい、動悸、喉や胸の詰まり感を伴うような場合は、漢方薬が奏効することがあります。
 
○認知症
物忘れや、時間・場所がわからないなどの症状のほか、怒りっぽさ、不眠、妄想などの症状が見られることがあります。記憶力の検査のほか、必要に応じて画像検査(頭部MRI、SPECT)を実施して診断後、抗認知症薬、漢方薬の投与をおこないます。代表的な漢方治療〈抑肝散/抑肝散加陳皮半夏・・・怒りっぽさ、不眠、イライラに効きます〉
  
 
【よく使われる漢方薬】
・抑肝散、抑肝散加陳皮半夏…認知症による怒りっぽさ、不眠、イライラによく用いられますが、小児や成人のイライラ・不眠・癇の虫にも用いられます。肝気のたかぶり(怒り)を抑える薬です。
・桂枝加竜骨牡蛎湯…過労後の不安感、ふわふわ感に用いられます。体質は胃弱で、腹部大動脈の拍動がよく触れます。
・加味帰脾湯…くよくよ考えて眠れない女性によく用いられます。
・補中益気湯…過労後の手足のだるさ、元気のない時によく用いられます。「おなかを補い、気を益す」お薬です。微熱・倦怠感が長引く方にも適します。
・柴胡桂枝乾姜湯…比較的体力が低下している方の不眠、うつ、イライラ、食欲不振、口の渇き、足の冷えなどの症状に用いられます。腹部で大動脈の拍動が良く触れます。
・柴胡加竜骨牡蠣湯…比較的体力がある方の、イライラ、不眠、抑うつの症状に用いられます。
・半夏厚朴湯…のどや胸のつまり感に。(気うつ)
・加味逍遥散…40~50代の女性の、ほてり、便秘、イライラ、不眠の改善に。
 
【カウンセリング・心理療法】
 臨床心理士によるカウンセリングも行っています。人は毎日の暮らしの中で、さまざまな悩みや問題を抱えながら生きています。学校、職場や家庭での人間関係にまつわる悩み、進路、将来に関わる悩み、子供の発達についてなど一人で考えても途方に暮れてしまい、どうしたらいいのかわからなくなってしまうことがあります。その解決に向けて一緒に考え、その人の成長に寄り添っていくのが臨床心理士です。
臨床心理士との面談は完全予約制です。
希望される場合は、診察の際、医師にお申し出下さい。
 
【ご注意】
*毎週水曜日午前は、休診です。(午後3時から漢方外来をおこなっています。)
*初診、再診とも、原則予約が必要です。(出張など医師が不在の日があります。)
*当科へのお問い合わせや予約のお電話は、なるべく午前中にお願いします。(午後はスタッフが不在であることが多いです。)
 

主な症状

 
・ 睡眠の障害(なかなか寝付けない・ぐっすり眠った気がしない・朝早く目が覚めてしまう…)
・ イライラ、焦燥感、不安感、恐怖感が強い、辛い、死にたい気持ちがある 
・ 憂鬱な気分、集中困難、やる気が出ない、人ごみが怖い、人の目が気になりすぎてしまう
・ 以前には楽しめていたこと、好きだったことをしたいと思わなくなった 
・ 身体的な症状だが内科的な検査をしても異常が見つからないもの、精神的なストレスなどによって症状が悪くなるようなもの(体や手足のだるさ・動悸・過呼吸・頭痛・めまい・ほてり・発汗…) 
・ 過食、過度のダイエットなど食行動の異常 
・ 子供に関すること(発達の遅れ、落ち着きがない、不登校、ひきこもり…) 
・ 認知症に関すること(物忘れ、時間・場所がわからない、怒りっぽい、妄想、徘徊などの問題行動) 

主な対象疾患

  うつ病・うつ状態、不眠症、神経症、適応障害、気分障害、統合失調症、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、PTSD、摂食障害、自律神経失調症、心身症、認知症、せん妄、不登校・引きこもり、発達障害(アスペルガー症候群、高機能自閉症、ADHD等)

担当医紹介

 
医師名・役職 専門・認定資格 趣味・モットーなど
部長
先生 
もりきよしんいち
森清慎一

精神保健指定医
日本精神神経学会専門医(指導医)

臨床研修指導医

得意分野
・ うつ病
・ うつ状態の漢方治療

「心身一如」
「漢方は木を見て森を観る医学である」

趣味は野菜づくりです。
医師

いながきまいこ
稲垣麻衣子

精神保健指定医
日本精神神経学会専門医(指導医)

老年精神医学会認定専門医(指導医)

日本医師会認定産業医

趣味 草花の観察

スタッフ紹介

 
氏名・役職 専門・主な業務
高石こず枝


 
臨床心理士
・ カウンセリング 
・ 心理療法 (箱庭療法・遊戯療法など)
・ 各種検査(性格・発達・認知症) 
・ 子どもの発達相談

佐藤貴代

臨床心理士 非常勤(火曜)

久保朋美

臨床心理士 非常勤(月・金曜) 

 


  

 

外来担当医表(心療内科・精神科)

 

心療内科・精神科

 
令和4年4月1日~
診 療 科  
心療内科 午前 森清
(予約制)
森清
(予約制)
休診 稲垣
(予約制)
森清
(予約制)
心療内科 午後 漢方外来
(15:00~)
  漢方外来
(15:00~)
   
※初診・再診とも原則予約制です。予約受付は午前中になります。
  ※漢方に関する治療・相談は月、火、水、金曜日にお願いします。