当院のご案内

病院長のご挨拶

 

挨拶

  院長写真
郡上市の合併を機に、当院は郡上中央病院から郡上市民病院と名称を改め、2006年5月には長年の懸案であった病院移転新築を果たすことが出来ました。
 
病院機能が充実されるには、多くの問題が山積していますが、市民の皆様や関係各位のご理解、ご指導やご援助をいただきながら解決して参りたいと存じます。
 
 
病院理念の「地域で信頼され、心が癒される病院を目指します」を職員一同肝に銘じて実践してまいります。
新病院建築の経緯と概要については下記雑誌に投稿しています。
 
  ・月刊「新医療」No.382,204-206,2006
  ・月刊「新医療」No.385,72-74,2007
  ・全国自治体病院協議会雑誌 No.45,1095-1507,2006 
 
     

郡上の医療

 
郡上の医療で気が付くことは、どの病院も規模が小さく、医師が少ないのが特徴であり、入院診療を行う二次医療や二次救急が十分機能していないのです。
 
日本人の三大疾患であるがんや脳血管障害、心臓疾患は、地方にあっても治療が行われなくては成りません。
 
当院は、地域中核病院としての機能を有する病院にすべく、新病院を建設していただきました。特別な高度の医療以外は地域で完結するべきと、私は考えています。
 
     

当院の状況

 
診療科は内科、循環器科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、泌尿器科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、精神科、心療内科、放射線科、リハビリテーション科の13科で常勤医師は14名です。
 
特殊外来は心臓血管外科、小児アレルギー外来、腹膜透析外来があります。人工血液透析は30床、健診センターがあり人間ドックと乳がんと子宮がんの施設検診も行っています。
 
病床は一般病床が100床で長期療養病床が50床です。
外科系の手術は年間600件で救急患者様の搬入も600件を超えています。 
 
無医地区の巡回診療、学校健診、予防接種や産業医活動等も併せて行っています。 
 
 
     

緩和ケアと病児保育

 
「地域で信頼され心が癒される病院を目指します」が病院の理念です。
 
安心と癒しの病院でありたいと願っています。救急を断らない。医療事故を防止する。理念に基づき医療型長期療養病床50床のうち緩和ケア病床8床を併設しました。市外から緩和医療を求めて入院された患者様もみえます。
 
東海地区では珍しい自治体病院での病児保育を行っています。ご両親が仕事をもっておられ、急に子供が病気になったり、退院後の自宅療養が必要な子供さんが居られたりする場合、病院でご両親の仕事が終わるまでお預かりする施設です。