診療科のご案内

心臓血管外科

   

心臓血管外科

岐阜大学との診療連携で、2週に一度心臓血管外来をおこなっています。狭心症、心筋梗塞と診断されたら一度外科治療に関してご相談ください。
 
また、下肢の動脈硬化症が増えています。足が痛い、足の色が悪いと気づかれたら要注意です。早めの治療が重要です。 
 

特色

 
日本人の死亡原因の第2位である心臓疾患、特に狭心症や心筋梗塞は突然やってきます。タバコ、糖尿病、高血圧、肥満、ストレスがその大きな誘因となっています。その早期発見には意外な簡単な方法があります。実は手足の動脈や、頚部動脈の触診や、エコー検査で動脈硬化の程度がわかり、動脈硬化の強い人はある確率で心臓の血管にも病気があることが多いのです。
 
狭心症の治療法には心臓カテーテル治療や冠動脈バイパス術があり、心臓血管外科では冠動脈バイパス術をおこなっています。最近は人工心肺を持いず、心臓を止めないで行う手術方法が主になされ、手術成績は格段に上昇しました。今や心臓手術は怖いものではありません。特に冠動脈バイパス術の危険率は1%を下回っています。今後の高齢化に伴い、動脈硬化性の病気である狭心症、心筋梗塞、動脈性硬化症が増えると思われます。早めの検査、早めの治療をお勧めいたします。
 
また当科では心臓弁膜症手術、動脈瘤手術、下肢動脈バイパス術などを行っています。特に腹部大動脈瘤は増えています。お腹を触ってどくどく拍動する太い血管に触れたら要注意です。循環器内科で診断されている方、心臓が心配な方は一度受診されることをお勧めいたします。

主な症状

  胸が痛む、胸に圧迫感がある、左肩に放散する痛みがある、息苦しい、坂道を上ると胸がつらい・足が痛い、足が冷たい、足の色が白っぽい・紫、100m歩くとお尻が痛い、太股が痛い、ふくらはぎが痛い、心臓が大きいと言われた、心雑音があると言われた、腹部にどくどくする物が触れる

主な対象疾患

 
閉塞性動脈硬化症、バージャー病、腹部大動脈瘤、下肢静脈瘤、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心臓腫瘍、胸部大動脈瘤、解離性大動脈瘤

担当医紹介

 
医師名・役職 専門・認定資格 趣味・モットーなど
医師

さかい おさむ
坂井 修